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インタビュー

当社でフルタイムのRuby コミッターを務める卜部昌平がインタビューする企画、
マネーフォワードエンジニアインタビュー。
当社のエンジニアブログに
ノーカットバージョンも掲載してありますので、
よろしければそちらもご覧ください。

経理から、会計の未来をつくるエンジニアへ
MFクラウドサービス開発本部 エンジニア
金子 雄一郎

3年前までは経理担当でした

金子

私は、大学を法学部で入学後に転学して商学部を卒業しました。その後、メーカーで経理を3年、前職と現職がRailsの会社で、その流れでRailsエンジニアになりました。

――

商学部に移ったのはどういった背景からでしょう?

金子

当時は、社会を動かしているのは法律だと思っていて、法律を勉強すると社会がわかるのではと考えていましたが、法律はどうしても現実に対する答えが早くは出ないことに気づきまして。簡単に変わったら困りますけどね(笑)。一方で商学部では”営利目的の企業という存在が、物事を解決する形でサービスを提供している様”を勉強していて、面白そうだなと思って転学したんです。

――

その流れで会計の勉強を?

金子

そうですね。会計システムは非常に面白く、会計の数字を見ながら企業のことを勉強をするのも分析対象として興味深かったです。決算書などから、いろんな会社の情報を見ることができるのは楽しいですね。

――

当時は経理の仕事以外に就こうとは思ってなかったですか?

金子

そうですね。経理以外の仕事は考えていなかったし、エンジニアになろうとも思ってなかった。父親がエンジニアで、「絶対にエンジニアにはなるまい!」と思っていたのに。結局なっちゃいました(笑)。

――

エンジニアとして働きはじめたのはどういうきっかけだったんですか?

金子

経理業務って同じことの繰り返しが多いんです。Excelを見ていましたが、効率化のためにPHPやMySQLを使って業務をやりはじめました。そこから「プログラミングって自分にもできるんだ」と思い、オープンソース等に関わるようになり、これは職業にした方が面白いと思いエンジニアになったんです。

――

具体的には何を作っていたんですか?

金子

Excelでやっていた月末の作業を、自分の部署に関しては全て私がSQLからデータを引き、PHPで計算し、APIを叩いてExcelにデータを吐かせる、というものでした。

――

Excelの達人になろうとは思わなかったですか?VBAとかはあるので、スクリプトっぽい感じですよね。

金子

そっちに行く前にたまたまたPHPやRubyを知って、たまたまRubyの世界がおもしろいって思って、気付いたらこっちの世界に来ていました。現在は、Rubyのコミッターでもあり、SlimとPryのコミット権も持っています。

――

エンジニア歴3年でコミット権をお持ちということですが、短期間で実務を含めてスキルを身に付けられた要因って何だと思いますか?

金子

Rubyの場合、いろんなものがオープンだったんです。日本語のドキュメントがたくさんあったし、ソースコードも読めたし、Rubyの中のことに関する解説本もたくさんあって。『Ruby Hacking Guide』と、『Rubyのしくみ -Ruby Under a Microscope-』の2つが有名ですが、そういうドキュメントがしっかりあったので早く身についたんだと思います。

――

それは、Rubyだからできたんでしょうか?

金子

他の言語だと日本語で書かれているものが見つかりにくかったりするかもしれないですが、他の言語でも可能だと思います。

――

マネーフォワードへの転職は、どんなきっかけがあったんでしょう?

金子

前職時代、Asakusa.rbに行っていて、技術顧問の方にご紹介いただいたのがご縁です。ここだったら自分の経験とかスキルセットでやれることがあるなと思って、入社しました。

――

今の担当は、『MFクラウド会計・確定申告』の開発ですよね。経理のご経験があって、会計ソフトの開発だと、一周して近い所に戻ってきた感はありますね。

金子

はい。新機能開発やコードの改修、その他には共通部門タスクとして、『MFクラウドシリーズ』で利用しているライブラリのメンテナンスも担当しています。

――

今後やりたいことはどんなことでしょう。

金子

大企業の経理システムってバッチを基準にしたような月次の計算ロジックが色々あるんですが、年間の決算の数字をすぐ出せるとか、リアルタイム性を損なわずに今までの経理業務ができる世界にしていきたいですね。

――

会計の未来についてはどのように考えていますか?

金子

会計には守りと攻めがあると考えています。守りは、法律上出さなくちゃいけないっていうルールがいっぱいあって、そこに従う必要があります。攻めは、その会社でのリアルタイムな数字が色々とることができて、売れている製品、利益率の高い製品・低い製品…みたいなことが真実として出てくるのは攻めの会計だと思っています。そんな側面に移行できると経理業務自体が変わって面白いなって、学生時代から考えていました。

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会計ソフトの開発が「面白い」

――

こんな人と働いてきて気付きや学びがあった、みたいなエピソードとかあります?

金子

開発チームはバックグラウンドが多様な人が居て、ごりごりプログラムだけの経歴ではなく、色んな考え方の人が多いです。会計に対する情熱が高い人も多く、面白いですね。

――

エンジニア以外との関わりも多くて面白そうですね。

金子

そうですね。CS、営業、プロダクトオーナーとか、非エンジニアのメンバーと関わる機会も多いですね。

――

そこは働きやすい?働きにくい?

金子

働きやすいですね。会計に詳しい人が多いので、結構フィードバックをもらいます。あとは、お客様のいうことを無理やり全て受け入れるスタンスではなく、抽象化したり整理して意見を言ってくれる雰囲気があるのは非常に良いなと思います。

――

今後、どんな人と一緒に働きたいですか?

金子

何かにつけ、突き詰められる人だと素敵だなと思います。自分が書いたソースコードはこれだから、そこ以外は知りませんっていうスタンスはラクかもしれないんですが、それ以上踏み込める人の方が良いかもしれないです。
それ以外は、プログラミングだけではなく、こんな人たちが使っていて、こんな風になっていて…という部分まで意識がいく人が良いですね。そういう深堀りができると、一緒に働いていて楽しいなって思います。

(編集注) 当社にはバーチャル経理部という活動があり、会計経験がない社員が本気で経理業務を覚えるための取り組みとなっている 。

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