
2024年9月20日、マネーフォワードが初の自社テックカンファレンス「Money Forward Tech Day 2024」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
本レポートでは、当日の様子をダイジェストでお届けします。

会場は「東京ポートシティ竹芝 ポートホール」。
登壇者はオレンジ、スタッフはネイビーのTシャツで皆さんをお迎えしました。

最初に「マネーフォワードのエンジニア組織」について、簡単にご紹介させてください。
開発拠点は国内5拠点+海外3拠点
エンジニアの40%以上はNon-Japanese(30以上の国と地域のメンバー)
2024年度中にエンジニア組織の公用語英語化予定
60以上のプロダクトを支える共通基盤・マイクロサービスを開発
現在も積極的に新サービス・プロダクトを開発中

事業成長によって変化する環境の中でも、ワクワクしながら課題に向き合うべく、私たちが大切にしているのが、本カンファレンスのテーマでもある「Let’s make it !(共に創り実現しよう!)」
国境も国籍も越えて「Let’s make it !」で繋がる、マネーフォワードのエンジニアのこれまで・これからのチャレンジを、登壇者が様々な切り口で発表しました。
発表の合間には、コーヒーを飲みながら登壇者とカジュアルに話せる「Ask The Speaker」を実施。発表の内容を深掘りしたり、みんなで写真を撮ったりと、とても楽しい雰囲気でした。

発表は日本語と英語の両方で行い、会場では同時通訳レシーバーをご用意しました。
マネーフォワードの Language Specialist Group(通訳・翻訳専門チーム)が、会場後ろから日英開催を支えます。

ノベルティのフィナンシェは、フランス語で「お金持ち」を意味します。お菓子の色や形が金塊に似ていることに由来するとか(諸説あり)。マネーフォワードのイベントにぴったり。

各発表のスライドも公開しております。気になるテーマがあればタイトルをクリックください。また、#mf_techdayで、当日の様子や参加された皆さんの感想もチェックいただけます。
【マネーフォワードのエンジニアリング進化論 by Shota Kuroda / VPoE】
まずはVPoEから、2012年設立当初からのマネーフォワードのエンジニアリングの進化についてご紹介。

【2ヶ月かかるDBアップグレード検証を最大2週間に短縮した自作Go製CLIツール「Platinum」を紹介する by VTRyo(Inaba Ryo) / SRE】
SREによるSREのためのツール開発の重要性や自分たちでドッグフーディングすることで得られる効果とは。

【横断組織として考える共通DBの課題解決 〜 桃園の誓いアーキテクチャ 〜 by 4geru(Koichi Uchinishi) / Backend Engineer】
「我ら三人、生まれし日、時は違えども(略)同年同月同日に死せん事を願わん。」(三国志演義)
データベース分離の必要性と、その課題や今後のアプローチについて。

【Rubyにおける並行処理 by Edric(Pham Vuong Trieu) / Backend Engineer】
Money Forward VietnamのEdricからは、並行処理の基本概念を探り、Ruby に組み込まれた Thread や Fiber の仕組みについて掘り下げ、Parallel やAsync などの人気ライブラリの検証について。

【Money Forward UIの紹介 by Taiga Kiyokawa / Frontend Engineer】
本イベントのWebサイトも担当した清川からは、Webプロダクト向けの共通UIライブラリ「Money Forward UI (MFUI)」の取り組みや展望をご紹介。

【グローバルなソフトウェアテスト組織における課題と戦略 by Shun Tsunoda / QA Engineer】
グローバルな開発体制でテスト活動を行う際の課題と、その課題への対応について。

【通知基盤におけるKafka活用事例 by Ayumi Tamai / Backend Engineer】
『マネーフォワード クラウド』のサービスと通知基盤間のコミュニケーションに利用しているKafkaについて、通知基盤の設計、スキーマ管理、監視についてご紹介。

【マネーフォワードにおけるデータ戦略 by Kazuhito Nomura / CDAO】
CDAO(最高データアナリティクス責任者)からは、マネーフォワードのデータ戦略の概要と事業全体への貢献アプローチ、実装されているコア技術について。

【Lightning Talks】
Lightning Talksでは、5名のメンバーが登壇。全員持ち時間通りで、LTとは思えない安定感のある発表に。
FiftyOneでOCRモデルの比較 by Danny Siu / ML Engineer
グローバル環境における効果的なチームワーク by Caden Depatie / Backend Engineer
LLM時代にLabは何をすべきか聞いて回った1年間 by Yamagishi Hayahide / Researcher
Rustでオリジナルnpmパッケージを作ってみよう by Tomoya KASHIFUKU / Frontend Engineer
マネーフォワード クラウドの基盤プロダクトにおける設計・実装ガイドラインでID生成機にULIDを推している理由 by ogawan(Ogawa Shogo) / Backend Engineer


【MEet Flutter Add-to-App: Unlocking Our Productivity by Ichiro Hirata / iOS App Engineer】
『マネーフォワード ME』で新たに導入したA2Aによる、開発環境の改善点や具体的な自動化プロセスについて詳しくご紹介。

【Donut + SegFormer ~ Donut で位置を推定する by mozz(MORI Masakazu) / ML Engineer】
請求書などの文書から、請求金額や口座番号などの情報を読み取ることができる機械学習モデルであるDonut。このDonutに、SegFormaerという位置推定モデルの機能を追加した実験の結果とは。

【Passkey Autofill に賭けるマネーフォワード ID by nov(Nov Matake) / Backend Engineer】
パスワードのない世界を夢見て。『マネーフォワード ID』が注力する Passkey Autofill と、それがもたらすであろうパスワードのない未来のお話。

【マネーフォワードが取り組む グローバルテックカンパニーへの挑戦 by Tuck(Takuya Nakade) / CTO】
最後のKeynoteでは、40%以上が外国籍メンバーという多様なエンジニア組織で、自らもインドに赴任中のCTOが、目指す世界観について。

「Money Forward Tech Day 2024」にご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
初めてのテックカンファレンスで手探りで準備を進めてきた中、ご来場いただいただけでもありがたく、また、多くの皆さんは、実際にマネーフォワードのサービスを使ってくださったことのある、ユーザー様でもあると思います。
そういう方達に支えられて、ここまで会社を続けてこれました。今後も、少しでも皆さんの生活や仕事で便利に使っていただけるようなサービスを作っていきたいと、改めて感じました。
マネーフォワードでは、グローバルテックカンパニーを目指し、知見のあるメンバーが集まり開発体制や組織をグローバル基準に整えていっているところです。
まだ道半ばではあるものの、道筋はできたと思っています。
すでに、マネーフォワードのエンジニア組織の40%以上はNon-Japaneseメンバーで構成されており、今後はますますその割合が増えていくと考えています。また、開発組織のグローバル化の次は、開発基盤の高度化、プラットフォーム化にも取り組んでいきます。
マネーフォワードのグローバルテックカンパニーへの挑戦。興味を持っていただけた方は、是非仲間となって一緒に取り組んでいただけたらうれしいです。

カンファレンス後は、ご縁があり招待させていただいた方々、登壇者、スタッフみんなでアフターパーティー。最後までご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

マネーフォワードは、今後もテックカンファレンスなどで、積極的にエンジニア組織や技術、私たちの目指す世界について、発信を続けていく予定です。
また次回のイベントでお会いしましょう!

取材・文/苞山美香(マネーフォワード採用広報)