
マネーフォワードの新卒入社インタビューです。
今回は、営業職でキャリアをスタートした後「グループ会社の取締役付きマルチプレイヤー」と「海外開発拠点のPdM(Product Manager)」として活躍する2人。
「今の自分の姿は入社時には想像もしていなかった」と楽しそうに語ってくれました。
鈴木翔太さん(しょうちゃん)
2018年 4月 会計事務所向け新規営業
2019年 1月 関西支社に異動。会計事務所向け既存営業
2020年12月 株式会社クラビスで取締役付マルチプレイヤー
マネーフォワードで営業戦略部も兼務
後藤佑太さん(ごっちゃん)
2018年 4月 法人向け新規営業
2020年 2月 グループ会社でPdM
2020年 5月 法人向けサービスの開発チームでPdM
2020年10月 マネーフォワードベトナムに異動
ー 2人の入社理由を教えてください。
後藤:一番楽しそうで一番嫌なところがなかったので入社しました。
鈴木:めちゃくちゃシンプルで正直な理由(笑)
後藤:僕は体育会アイスホッケー部に所属して大学生活がほぼ部活漬けだったので、インターンの経験もなければ、自分が何の仕事をしたいかもわからないところから就活をスタートしたんです。
漠然と規模の小さな会社で縛られずに自由に働きたいという思いはあったので、いわゆる大手ではなく、ベンチャー企業を中心に選考を受けていました。
その中で大事にしていたのは、会社と社員みんなが同じ方向を見ているかどうか。
でもそれを軸に探していると、理念が妄信されてるというか「理念こそが全て!」みたいな会社も多くて、「なんだか違うんだよな…」と思っていた中、出会ったのがマネーフォワードでした。マネーフォワードはミッション・ビジョン・バリュー・カルチャーをとても大事にしている一方で、それを冷静な目でも見れるフラットさも持っている。そんなところがいいなと思いました。

鈴木:僕は「成長産業・企業であること」「規模が小さくて新卒採用もまだ少ない」などを軸に選んでいました。閉塞感のない組織で、中途採用で入社された経験豊富な人たちと仕事をしたい思いがあったからです。
学生の間にITベンチャー数社でインターンをして、雰囲気が自分に合っていると感じたので、就活でもIT業界に絞って応募していました。
その中で最終的にマネーフォワードを選んだのはフィーリング。会社の雰囲気もそうですけど、面接で会った人が良い人ばかりで、楽しく伸び伸び働けそうなイメージが持てました。
後藤:その辺りは入社後もイメージ通りだったね。
鈴木:そうだね。良い意味でのギャップがあったとしたら「自由度の高さ」かな。まさかこんなに色々任せてもらえるとは…。
後藤:確かに、入社した時に今の自分の姿は全く想像していなかったなぁ。

ー「入社時には想像していなかった」という、2人のこれまでのキャリアについても聞かせてください。まずは、鈴木さんお願いします。
鈴木:僕たちが入社した頃は、各部署の説明会を受けて最初の配属先の希望をいくつか出すことができたんですが、僕が選んだのは事業推進本部。これまでの売上実績・成長率を見て、会社を牽引してきた本部だと感じたので、そのような成長している組織に身を置けば、自分自身も成長できそうだなと思ったからです。
そこで、最初の半年は、本社(東京)で会計事務所様向けに『マネーフォワード クラウド』の新規営業をしていました。
そんなある日「関西支社を拡大するんだけど誰か行きたい人いる?」という話があり、自分から希望して関西支社に異動しました。関西では、既存のお客様への営業がメインです。
後藤:今思うと半年で異動って中々早いね。
鈴木:半年間働く中で、長くサービスを利用いただいている既存のお客様と向き合うことで自分のサービス理解も深まりそうだなとか、支社で自由度高く仕組み作りとかするのが自分には向いてそうだと思って、手を挙げました。
実際に、関西支社での2年間はめちゃくちゃ楽しかったです!

(関西支社のメンバーと。日々の先輩たちからのフィードバックで成長を実感することができた)
ー そして今は、グループ会社のクラビスで取締役付きのマルチプレイヤーとして、事業企画からマーケティング、採用まで幅広く担当してるんですね。
鈴木:はい。事業を伸ばすための「何でも屋」という感じです。
この異動は本当に色んな方に相談させていただきました。2年半営業を経験して、漠然と「このまま営業を続けるだけでは、中途採用で多様な経験をしている先輩たちに追いつけないのでは」と考えるようになりました。
その悩みを上司や先輩に相談する中で「今ならクラビスでこういう仕事があるけど、挑戦してみない?」とご提案いただいたんです。
クラビスは、マネーフォワードにグループジョインしてから3年で売上が10倍になるような急成長をしているんですが、マネーフォワード側のPMI(Post Merger Integration。M&A後の2社の統合、シナジー実現するプロセス。)責任者としてクラビスの取締役になった君島さんがずっと1人でその役割を担っていて、サポート役が求められていました。

(マネーフォワード事業推進本部 営業戦略部 兼 クラビス取締役(取材当時)の君島さん(右)と)
鈴木:具体的な仕事は定義されていなくて「クラビスの事業が伸びるためにやれることを全部やる」がミッション。自由度が高くてワクワクしました。
そんなわけで、僕の役割もどんどん変わって、最初は営業企画、マーケティングの一環で記事を沢山書いてSEO対策をしたり、セミナーを企画したり。強化したい部署があれば中心となって採用活動をしたり、予算会議にも出てますし、最近はプロダクト開発にも少し関わっています。事前に想像してたよりも10倍くらい業務の幅が広かったですね(笑)
大変なことももちろんあるんですが、『STREAMED』はすごく良いサービスだし、クラビスのことも好きで、事業のためにまだまだやれることがあって楽しみです。
振り返ると、仕事や場所が変わっても、入社してからずっと「今が一番楽しい!」って言ってる気がします。

ー 次は後藤さんのキャリアについて聞かせてください。
後藤:僕は最初の2年ほど、『マネーフォワード クラウド経費』の新規法人営業を経験しました。
そこから2020年にPdMにキャリアチェンジして、今は『マネーフォワード クラウド債権請求』のPdMとしてMoney Forward Vietnamにいます。
鈴木:そうそう。ごっちゃんは今ベトナムだもんね。一時帰国のタイミングでこうやって話せて良かったよ。
ー 営業からPdMにキャリアチェンジしたのはどうしてですか?
後藤:『マネーフォワード クラウド経費』のPdMだった今井さんの影響が大きいです。
入社当初は、やりたいこともまだ見えていなくて。だから、最初の1年は目の前の仕事に全力で打ち込むだけでなく、僕は将来どんな仕事をしたいんだろう?というのをずっと考えていました。
軸になったのは「仕事を楽しむ」という気持ち。色んな人と話す中、いつも楽しそうにしている今井さんがやられていたPdMという職種に出会いました。その後PdMについて知れば知るほど、楽しそうだなという思いが募っていったんです。

(グループ会社を立ち上げて新サービスをリリースするなど、今も楽しそうな今井さん)
後藤:営業からチャレンジシステム(マネーフォワードの社内公募制度。社内向けの募集求人に自ら応募して異動選考を受けることができる)でマネーフォワードファインというグループ会社にPdMとして異動したんですが、残念ながらそのサービスは異動後すぐに閉じることになってしまいました。
でも、そのタイミングで「次はどうしたい?」と希望を聞いてもらえたので、PdMを続けたいとお伝えしました。そしてちょうど当時、債権管理の新規プロダクトを立ち上げるお話があり、そのプロダクトを0からまるっと任せてもらえることになったんです。開発拠点に関しては運よく「ベトナムで開発する?」というお誘いをいただき、すぐに二つ返事で決めました。こんなに早いタイミングで海外拠点で働ける機会をもらえて、すごくワクワクしました。
鈴木:コミュニケーションは英語?
後藤:そうだね。アクセラレーター(日本語・英語・ベトナム語のトリリンガルディレクター)の人もいるけど、基本は英語でコミュニケーションを取ってます。もともと英語は苦手だったんですけど、実務で使う中で習得していきました。

ー PdMというと個人的にはエンジニアの方がなるイメージだったんですが、営業から突然なれるものなんでしょうか?
後藤:確かにエンジニアのPdMは多いです。ただできないとは思いません。現にマネーフォワードでは他にも何人か営業などのビジネス職からPdMをされている方がいますね。
すごくシンプルに説明すると、PdMは「何を作るのか」を考える、エンジニアは「どう作るのか」を考える仕事なんです。

(Money Forward Vietnamメンバーと)
鈴木:PdMに1番大切なのは「ユーザー理解」だと思っていて、営業はユーザーと直接やり取りをするので、その点はPdMでとても活きるんです。「どうやって作るのか分からないけど何が欲しいのかはわかる」みたいな感覚かな。
後藤:そうそう。そして営業もPdMも「ユーザーに価値を届ける」という目的は同じ。プロダクトを作る人、そのプロダクトを届ける人。アウトプットが違うだけで根本的に考えていることは近いと思います。
もちろん、必要なスキルは自分でキャッチアップしないといけないので、開発についても勉強しました。例えばオンラインのプログラミング学習サービスで学習したり、どうやってシステムが動くのかを解説した本を読んだり。
成し遂げたいミッションがあって、それを実現するためにやらなければいけないことがめちゃくちゃあって、それを一つずつ乗り越えていく過程で成長してきたんだと思います。
鈴木:確かに。僕も初めて予算管理をするとなって、オンラインでExcelや事業計画作成の講座を受けたり、先輩におすすめされた本を全部読んだり、業務に自分を追いつかせるために必死で頑張ったという感じでしたね。

ー 2人がこれからチャレンジしたいことはありますか?
鈴木:シンプルに、もっと良いサービスを作ってもっとユーザーに感動を届けたいです。
僕は「誰かを助けられた。貢献できた。」と感じる時に、すごくやりがいを感じるんです。日々の仕事でつらい時があっても、それを思うと乗り越えられる。
もともとは、目の前にいる人を助けられた時にすごく喜びを感じていたんですが、最近はプロダクトの先にある貢献を強く感じるようになりました。例えば、僕が1人で手伝ってごっちゃんの作業時間が5分短縮できたっていうことももちろん嬉しけど、『マネーフォワード クラウド』のおかげで、何千人、何万人の人の5分を短縮できたとしたら喜びの総量は大きいですよね。
そして、プロダクトって1人では作れない。仲間とみんなで作ったプロダクトで喜びの総量を増やしていきたいです。
このインタビューでも、僕とごっちゃんの記事を読んだ人が興味を持って入社してくれて、それでまたさらにプロダクトが良くなってとかを想像します。意識的に視座を高く持って、自分に何ができるのか想像するのは楽しいし、それを実現し続けたいです。

後藤:僕は、まずは『マネーフォワードクラウド 債権請求』で債権管理の世界をガラリと変えたいです。
債権管理って実はここ20~30年やり方がほとんど変わっていないんです。でもビジネス自体はどんどん進化している。そのチグハグを無理やり埋めながら業務をしている状態が続いています。でも、それをプロダクトの力で、もう少しで変えられそうなところまで来ている。そこまでは必死で頑張ろうと思ってます。
その後は、また何か大きなチャレンジをしたいです。大学でアイスホッケーに打ち込んでいた最後の年、年一大切な大会で全敗からのリーグ降格、その絶望から奮起して、最後の大会で47年ぶりに優勝するという経験をしました。そんな、逆境をみんなで乗り越えて燃える瞬間をまた味わいたいです。
あとは、個人向けのサービスも作りたいな。課題解決型のサービスもいいけど、なんだか日々がすごく楽しくなるような、みんなが笑顔になるようなサービスを作りたいです。

ー これからどんな新卒メンバーに入社してきて欲しいですか?
後藤:めちゃくちゃ熱いんだけど、冷静にも考えられる人が良いですね。表面的なことではなくて、勢いはあるけど同時に1歩立ち止まって考えることもできる人。
例えばPdMであれば、自分たちのプロダクトが「一番イケてる」という自信と「一番ダメだ」と常に疑う気持ち、そのどちらも持っていないといけないと思うんです。
採用選考に関わる時も、そういったバランス感覚は大事にしていますね。
鈴木:僕も考えとしてはごっちゃんに近いです。
一方で、組織が大きくなった分、多様な人を受け入れて活躍できる選択肢があるとも思います。必要なのは、自分の思いを伝えられるオープンな姿勢。叶えたいことを素直に伝えられる人が良いですね。
マネーフォワードメンバーはバランスの良い人が多いですけど、新規事業やグループ会社のような小さな組織であれば、尖った人でも活躍できると思います。
後藤:確かにそうかも。会社は大きくなったけど、それで丸くなったというよりはグループ会社やチームが増えて選択肢が広がった感じがするね。
鈴木:就活の時点で、長い社会人人生のことを考えきるのは難しいと思います。僕たちも当時は今の状況を全く想像できなかったしね。だから、最初の3年間でも良いから、自分が楽しく活き活きと働くことが想像できたら、是非マネーフォワードに来てください!

取材・文/苞山美香(マネーフォワード採用広報)
写真/新田大航(マネーフォワード採用広報)