ビジョンと好奇心を持って課題解決を楽しむ。新卒からCTOになった僕たち

2022/02/22

ビジョンと好奇心を持って課題解決を楽しむ。新卒からCTOになった僕たちのアイキャッチ

マネーフォワードの新卒入社インタビューです。

今回は、2018年の新卒入社同期で、それぞれ事業部・グループ会社のCTOを任される2人。「個人向け事業と法人向け事業」「インフラとサービス開発」など、別の場所からお互いに刺激を受けながら、時には一緒に全社課題にも立ち向かってきました。

インターン入社のきっかけからCTOとしての想いまで、たっぷりお話をお聞きしましたので、是非お楽しみください!

小笠原純也さん

2014年10月  複数社でインターン
         マネーフォワードでは『マネーフォワード ME』
         Androidエンジニアと新規プロダクトの
      インフラエンジニアを担当
2018年 4月  マネーフォワード新卒入社。CTO室配属
2018年 6月  サービスインフラチームに異動
        全社のインフラ改善やAWS移行の設計及びリードを担当
2020年12月 『マネーフォワード ME』など
      個人向けサービス事業部CTOに就任

古濱有佑さん

2016年 7月  マネーフォワードでインターン
        マネーフォワードケッサイ、『クラウド経費』
        などに所属
2018年 4月  マネーフォワード新卒入社。
      クラウド横断チームに配属
2019年 7月 『クラウド会計Plus』開発チームに異動
2020年 3月  クラウド横断本部でグループリーダー
2021年 6月  株式会社クラビス出向
2022年 2月  株式会社クラビスCTOに就任

「技術力」と「事業への共感」。魅力の異なる2社で迷った末に入社を決めた理由

ー 2人とも最初は学生インターンでの入社でしたね。当時のマネーフォワードは、まだ規模も小さく新卒採用も本格的に始まっていないタイミングでしたが、なぜ参加しようと思われたんですか?

小笠原:僕は大学で情報工学を専攻していたんですが、授業とは別に、学園祭実行委員会で学園祭専用モバイルアプリの開発に取り組んでいました。当時はまだ、ウェブサイトの方が主流だったので、ちょっと変わったことをしてみたかったんです。

まずはAndroid版を作ったんですが、初めてのアプリ開発、しかも独学だったので4ヶ月くらいかかってしまって、途中で「あれ…このペースだとiOS版間に合わないぞ…」と気づいて。

古濱:すでに開発納期に追われている(笑)

小笠原:そんな時に就活支援サイトで、たまたまiOSの無料勉強会を見つけたんです。その参加条件が「提携企業へのインターン応募」で、その1社に当時使っていた『マネーフォワード ME』のマネーフォワードがあったので、応募したのが最初のきっかけです。

小笠原純也さんと古濱有佑さんの対談画像_1

(大学3年生の夏を学園祭アプリ開発に捧げた後、インターンを開始した小笠原さん)

ー そこから新卒入社を決めた理由も聞かせてください。

小笠原:正直、めちゃくちゃ悩みました。

他企業にもインターンに行ったり内定をいただいた中で、最終的にマネーフォワードともう1社、どちらに入社するか最後まで迷っていました。

もう1社は、日本有数のITメガベンチャー。ハイトラフィックな環境で、技術的に難しい課題に新しい技術を使って挑戦できることが想像できました。「技術力」を磨くのであれば、こちらの方が魅力的だったと思います。

一方で、「事業」はマネーフォワードの方が好きでした。資本経済が続く限り、お金は人の生活とは切っても切り離せないものです。だからこそ、マネーフォワードであれば、ある1つのライフイベントに限らず、ユーザーの人生を通じて幅広いサービスを提供できる可能性を感じました。『マネーフォワード ME』はもっと進化できると思いましたし、経営陣の皆さんもビジョンを持ってそこに向かっていました。

ー 「技術力」と「事業」。理屈で比較してどちらが正解というものがない選択肢ですね。最後はどうやって決めたんですか?

小笠原:最後は「今から10年間自分の時間をコミットするならどちらの方が幸せか」というシンプルな判断に行きつきました。もちろん「えいや!」の勢いもありますけどね(笑)

どちらを選択しても、隣の芝が青く見える時は来るので、その時にいかに自分がブレない意思決定ができるかを考えました。「技術力」は、他にも技術的にキラキラしている企業はいくらでもあってキリがない。でも、「事業」への共感があればその想いはブレない。

当時のマネーフォワードは、技術的な課題も多くありましたが、正しさを求めて変わっていくことにポジティブでした。それなら今足りない部分は僕が「事業」にコミットして、変えていけば良いと思ったんです。

もちろん、純粋に「技術力」の向上を追い求めるのも素晴らしい考え方だし、エンジニアとしての将来の選択肢も増えます。でも、少なくとも当時の僕はその決断をしませんでした。

小笠原純也さんと古濱有佑さんの対談画像_2

(自分の中のブレない価値観をもとに新卒入社先を決めた)

インターンから新規事業の立ち上げに参加。そしてエンジニアへキャリアチェンジ

ー では次は古濱さん。入社のきっかけについてお話を聞かせてください。

古濱:当時、大学卒業後の進路を考えて長期インターンを探していたんですが、具体的に「これがしたい」というものはありませんでした。でもせっかく働くなら、お金やみんなの視線が集まっている領域で仕事をしてみたいと思い、当時トレンドだった「Fintech」ど真ん中のマネーフォワードに応募しました。

そこで、新規事業立ち上げをしていた冨山さん(現 マネーフォワードケッサイ株式会社 代表取締役社長)にお会いして、「分析的なことやってみますか?」と言われて、よくわからないまま「やります!」と答えて入社しました(笑)

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(具体的な仕事内容よりも、冨山さんのエネルギーに圧倒されたという古濱さん)

ー ちょうどマネーフォワードケッサイの立ち上げ時期だったんですね。

古濱:はい。当時はどの領域で新規事業を展開するかを模索して、市場調査や外部との連携を進めている段階でした。もちろん、僕にとっては初めてのことだらけです。

印象に残っているのは、入社してすぐの会議に参加した時、僕が全く発言をしなかったら「会議で発言しない奴はその場にいる価値がない」と冨山さんに怒られてしまって。びっくりした反面「インターンの僕にもそこまでのレベルを求めてくれるんだ!」とすごくやる気が出て、その後は本当に勉強しました。可能性のある領域のピックアップから競合調査、他社との提携に関する資料作りなど、国会図書館に行って調べものしたのもあの時が初めてでした。

小笠原:インターンの段階から、そういうフィードバックをもらえるのはめちゃくちゃありがたいよね。

ー そして古濱さんと言えば、インターン期間中にビジネス職からエンジニア職にキャリアチェンジしましたよね。その背景も是非聞かせてください。

古濱:今思うと、よく希望を聞いてもらえたなと思います。

小笠原:僕もびっくりしました。当時、まだ古濱君と面識がなかったんですけど「同期の1人が急にエンジニアになった」という噂が聞こえてきて「そんなことあるの!?どんなヤツなんだ?」と思ったのは覚えてます(笑)

古濱:いろいろ理由はあるんですが、やはりマネーフォワードケッサイの立ち上げに携われたのは大きかったと思います。

事業計画をシミュレーションしていた時の「Excelの計算式を組むのって面白いし得意だな」という感覚や、経営メンバーであったエンジニアとの距離も近くて「エンジニアリングがあって初めてサービスが生まれユーザーへの価値提供をはじめられる」と実感したり。その中で自分もやってみたいと思ったんですが、冨山さんが「やってみた方が良いよ」と背中を押してくれたのも大きかったですね。

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(グループ会社立ち上げで横断的に仕事やメンバーと関わる中でエンジニアに興味が湧いた)

小笠原君との差を埋めるのが最初のベンチマーク。お互いを「休まないウサギ」と呼ぶ2人

ー 古濱さんは実際にエンジニアになってみてどうですか?

古濱:楽しいです!多分向いてたんですね。

最初は Ruby on Rails チュートリアル で学習しながら先輩方にフィードバックをもらうところから初めて、そこから1つの機能の管理画面作成などを任せてもらうようになり、半日自分で悩んで先輩に相談したら一瞬で解決されるみたいな。すごく面白かったです。

そんな感じで、インターンでエンジニアになってあっという間に新卒入社を迎えました。そしたら、(小笠原さんを見て)こいつがいたんですよ。

小笠原:なんだなんだ(笑)

古濱:小笠原君は個人向けサービス、僕は法人向けサービスで部署が離れていてあまり関わり合いが無かったんですが「同期になんかすごいエンジニアがいるぞ!」というのは感じていました。

小笠原:僕の方は、気づいたら古濱君がすごい勢いで情報や技術をキャッチアップしていたので「こいつヤバいぞ!」と思っていました。エンジニアになったばかりなのに、コンピューターサイエンスのとても深いところに潜っていて、すごく刺激をもらっていました。

古濱:僕にとっての当時の小笠原君は「学生時代にコンピューターサイエンスを専攻」「モバイルアプリを自分で開発」「技術的な構想を全社にも展開」など、本当にすごいエンジニア。でも同期だし良いベンチマークだなとも思っていました。この差を埋めるっていうのがわかりやすい目標だなと。

小笠原:もう追いこされている気が…。

古濱:あー!またすぐそんなこと言って!(笑)

小笠原:いやいや本当に!特にアプリケーションエンジニアとしては、もう古濱君の方が僕より詳しい!(笑)以前古濱君が僕に言ってくれた言葉だけど、古濱君こそ「休まないウサギ」。負けてられないなと思います。

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(担当領域は離れていてもお互いに切磋琢磨し合う関係)

組織と事業の急拡大に対応できるインフラへ。全社課題への挑戦

ー 入社からこれまでのお仕事についても聞かせてください。小笠原さんはインフラエンジニアのイメージが強いですが、最初から希望していたんですか?

小笠原:縁やチャンスに恵まれたのもあると思います。

プライベートの友人のサイトや、マネーフォワードの新しいサービスのインフラを一人で構築するチャンスをいただいて、それをつかみにいきました。

新卒入社のタイミングでは、僕自身が『マネーフォワード ME』に思い入れがあったので、その開発に携わりたいなと思っていました。でも蓋を開けてみると『マネーフォワード ME』の成長のためには、まずはインフラの改善が必要だと感じ、まずはCTO室でその課題に取り組むことにしました。でも、取り掛かってみると予想以上に課題が大きくて…。これは『マネーフォワード ME』だけでなく全社的な改善が必要だなと思って、そんなことを飲み会でCISO(Chief Information Security Officer)の市川さんに話したら、翌々日にはサービスインフラチームへの異動が決まっていました(笑)

古濱:早っ!(笑)

ー そこから全社のインフラ課題に取り組まれていったんですね。全社のCI環境の改善、オンプレからAWSへの移行、さらにサービス開発チームにインフラ権限の一部を移譲する仕組み作りなど。

小笠原:全社横断の課題解決プロジェクトで、もちろん大変なことや苦しいこともあったんですが、マネーフォワードのエンジニアは改善や役割が増えることに対して「めんどくさい」という人はいない、むしろ触れる部分が増えることに対するポジティブな反応が多かったので、そういう点では、すごく進めやすかったです。

そして実は、全社のCI環境の改善などは古濱君がめちゃくちゃ一緒に進めてくれたんです。

ー え?ここで古濱さんが?

古濱:そう、僕そこにしれっといたんです(笑)

小笠原:仕組みも決まっていよいよ「これを今から実際に全部移行していくのか…どう進めようかな…」とやや途方に暮れていたら、古濱君が「一緒にやるよ」って言ってくれて。「マジか…(言葉にならない感謝)」ってなりました。

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誰かがやるべきことなら僕が最速でやりきる。全社の非効率を開発側から改善

古濱:僕は、新卒配属で『マネーフォワード クラウド』の共通課題について、横断的に対応するチームに所属していました。『マネーフォワード クラウド』はシリーズで沢山のサービスが立ち上がっている一方で、共通する仕組みがサービスの成長に追いつけず負債化してしまう部分があり、そこを解決しようと動いていました。

テスト基盤の移し替えや、Railsのバージョンアップなどをひたすら横展開して実行するみたいなことで、1回やれば流れは掴めるんですけど、全社分をやり切ろうとするとそれなりに人的リソースがかかってしまう(それがゆえにやり残しが負債として残ってしまう)みたいなのが社内にいっぱいあったので、それをひたすら力の限り「こんな非効率は許さないぞ!」と非効率への怒りドリブンで倒し続けていました。

それが小笠原君がやろうとしてたことと、ちょうど噛み合ったんです。

ー 小笠原君はインフラ側から、古濱君はサービス開発側から全社課題を改善しようとしていたんですね。

小笠原:古濱君は、もうなんか馬力がすごくてとてつもなかったです。

古濱:「投下時間で生み出している価値の差分を埋めるんだ!」みたいな思いがありました。技術的難易度の高い部分を理解して構築していくのは小笠原君の方ができるので、そんな中で自分がどうバリューを発揮するか考えたんです。結果、わかる部分でひたすら手を動かそうと。単純作業ですが、僕はそういうのは得意ですし「誰かがやらないといけないことなら僕が最速でやってやる!」という気持ちでした。

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(非効率への怒りドリブンで、全社課題に対して自分にできることを全速でやりきる)

ー そこから古濱君は『マネーフォワード クラウド会計Plus』、そしてまた事業部横断のグループへと何度か異動するんですね。

古濱:それも実は繋がっていて。ここまでの対応で横断的にサービス基盤への理解が深まっていたので、新サービスであった『マネーフォワード クラウド会計Plus』の基盤作りを任せてもらえたんです。それを無事にリリースして、またその知見も持って全社のサービス基盤の改善に取り組もうということで戻ってきました。

ー こういった異動は自分で希望を出しているんですか?

古濱:VPoEの渋谷さんと話をする中で決まることが多いです。

僕の場合「課題に興味を持って挑戦する」というのがモチベーションとして大きいんですが、僕の視界から見えている課題もあれば、一段二段高い視座からしか見えない課題もあります。そこを1on1ですり合わせていく中で、渋谷さんが「じゃあ次はこれに挑戦していくと面白いんじゃない?」と提案してくださる感じです。

事業部横断のグループに戻って来た時は、もともと有志で細々とやっていた取り組みを正式なチームとして立ち上げて、そこでリーダーを任せてもらったのですが、これも渋谷さんが僕に新しい成長の機会を与えようとしてくれたんじゃないかと思います。

古濱有佑さんと渋谷亮さんの対談画像

(VPoEの渋谷さん(写真右)には、今考えていることや興味を素直にぶつけられる)

「あの日CTOになった僕」と「これからCTOになる僕」

ー 小笠原さんは2020年12月にホームカンパニー(『マネーフォワード ME』を中心とする個人向けサービスを開発提供する部署)のCTOになりました。そして、古濱さんも2022年2月からグループ会社である株式会社クラビスのCTOになりますね。その話も聞かせてください。

小笠原:僕は、ある日突然CTO中出さんに「ホームカンパニーのCTOやってみる?」と言っていただいて「是非!」とお受けしました。入社以来、どういう形であれ『マネーフォワード ME』に携わりたいと考えていたので嬉しかったですね。

振り返ってみても、すごく大きなチャレンジの機会をいただいたなと思います。それまで僕は完全にプレイヤーで、リーダーなどのマネジメント経験もありませんでしたし、「これからのマネーフォワードの個人向けサービス全体をどうしていくか」という、ビジネスにおける大きな絵を描いて判断をしていくことも新しい経験でした。ビジネスを伸ばすにあたって、どのような技術環境を整えていくべきなのかといった、重要な意思決定についてボードメンバーとの議論も必要です。

小笠原純也さんと古濱有佑さんの対談画像_8

(自分で手を動かすのではなく、事業部の技術的な環境や方針の決定を牽引しなければいけない)

ー 全く新しい仕事になったんですね。ここまで1年間、事業部CTOを経験してみてどうですか?

小笠原:正直に言ってしまうと…まだ今の段階ではCTOの醍醐味みたいなものは実感できていないです。というのも、今やっていることの結果が出てくるのはまだ時間がかかると思いますし、色々模索中の段階なので、明確なアウトプットがまだ見えていなくて。

古濱:うんうん。

小笠原:その中で、成果を焦り過ぎず長期的な目線でどっしり構えることと、あとは誰よりもビジョナリーであることを意識しています。すぐに成果は見えなくても「着実に叶えたいビジョンに向かっているぞ!」と考えて自分を鼓舞していますし、CTOとしての自分の課題にも向き合っていきたいですね。

ー 小笠原さんの入社時から変わらない「事業への想い」や「ビジョナリーであり続ける姿勢」なども、CTOを任されてる理由かもしれないですね。

小笠原:はい。そうだといいなと思います。

ー そして、古濱さんはこれからCTOになられるわけですが、心境はいかがですか?

古濱:そうですね。まず、僕は今すごく仕事が楽しいです!

小笠原:お!いいね!(笑)

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(緊張と緩和の落差で笑っちゃう2人)

ー いいですね(笑)古濱さんはどうしてCTOを任されることになったんですか?

古濱:まずクラビスに異動した理由として、ビジネスサイドと開発の両方の意思決定ができる立場に挑戦してみたかったんです。

これまで僕がやってきたのは、「この体制でこのアプリケーションを作りますよ」といったすでにある意思決定に応えることでした。その中でも特に基盤側に関わってきたので、もちろんそれも開発生産性に関わるとても重要で価値ある仕事なんですが、もう少しユーザーの近くで価値提供の手触りを感じられる仕事もしてみたいなと思っていて、それがビジネスサイドをやってみたかった理由です。

そして開発の立場としては、組織的な課題に向き合う中で「そもそもこういう状態にならないように、最初から自分で試行錯誤してみたらどうなるんだろう?」と知りたくなりました。

そんなことを色々な人と話す中で、クラビスの経営陣から「だったらピッタリのポジションがあるよ」とお誘いいただき、チームを1つ立ち上げることになりました。

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(自分の職種にとらわれず好奇心を広げてく姿勢は、インターンの頃から変わらない古濱さん)

ー なるほど。やりたいことを発信していたらポジションが発見できるのは、マネーフォワードグループらしいですね。そこから今度はCTOに?

古濱:はい。2022年2月にCTOに就任予定です(※取材は2021年末に実施)。クラビスに異動した当初から、マネーフォワードでの経験を活かして自チームだけでなくクラビスの開発組織全体をもっと良くしていくぞという思いで動いていました。

小笠原:視座が高いなぁ。

古濱:そこから、今回のCTOの話をいただきました。クラビスの皆さんにもとても温かく迎え入れてもらっていて、これからやりたいことが沢山あります。例えば、『STREAMED』に関して、僕よりもずっと詳しいメンバー、あるべき姿への解像度が高いメンバーがいるので、そういった方々の力をどう引き出していくのかとかも考えたいですね。

中出さんと小笠原君を見ていても、CTOであっても求められているものが全然違うだろうし、CTOの仕事に明確な定義はないと思うので、やらなきゃいけないことも、やれることも沢山ある。それを「よし!自分が責任を持ってやるんだぞ!」と思いながら進めていくのは楽しいです。

一方で「自分の想像力がボトルネックになって組織が止まってしまう」という良くない事態も容易に想像できてしまうので、もちろんみんなと議論しながら進めていくんですが、少なくとも自分がその責任を負わなければいけない、そうしないと組織がダメになってしまうというプレッシャーはあります。

小笠原:すごくわかる。僕の場合、事業に対する考えや視野は他ボードメンバーとの対話の中で広げていけている感覚があって、一方で技術的な部分は、自分が牽引しなければいけないので、より強い意思が必要だなと感じています。

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「正しい挑戦に伴う課題」と「若手に任せるカルチャー」があるから楽しい

ー ここまで色々振り返ってきて、2人はマネーフォワードに入社して良かったですか?

小笠原:僕は良かったです。僕自身十分にチャレンジさせてもらっていますし、それが会社の成長にも繋がっていると実感できているので。

古濱:良かったです。というかめちゃくちゃ最高ですね。僕は自分の時間をどう使うのか自分で決めたい、本当に意味があると思ったことをひたすらやりたい性分。そういう意味では、自分が「価値がある」「解決すべき」と思うことに取り組めているし、裁量ももらえているので、大変自由に働かせてもらっております!という感じです!

ー 今後の目標なども是非聞かせてください。マネーフォワードに限った話じゃなくても大丈夫ですよ。

古濱:僕は社会の色んな種類の課題に興味があるので、全然違う業界だったり、職種も経験してみたいですね。セールスとかもやってみたい。

小笠原:わかる!ウェブサービスとは全然別の、例えば農業だったり機械だったり、リアルな活動と接点の多いサービスにも関わってみたいな。

古濱:それならクラビスの『STREAMED』は面白いよ。レシートのような物理の紙を、テクノロジーと実際の人の手も使って処理していくので、ままならないことがいっぱいある。

小笠原:ホームカンパニーも、これからリアルとつなげてユーザーへの価値提供を広げられるといいな。まだまだ生み出せるものがあるはず。

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古濱:うん。マネーフォワードでまだまだやれることがいっぱいあるので、今見えている課題をまずは倒したいです(笑)そういう意味だと会社として正しく挑戦できてるから、それに伴う課題が沢山あるのかもしれないですね。

小笠原:そしてそれを若手にも任せてくれる。たまにデカすぎる課題に投入されたりもしますけど(笑)

古濱:「ちょっと待ってー!この谷深すぎですー!底が見えなくてまだ落ちてますよー!」みたいなのあるね(笑)僕らはそれが面白いんですけど。

小笠原:この感じを楽しめる人は、是非来てください!

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取材・文/苞山美香(マネーフォワード採用広報)
写真/新田大航(マネーフォワード採用広報)


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