新卒入社予定だった会社を退社。挫折から見えた成長に必要なもの
就活では、とにかく早く成長したい、そのために早く大きな裁量やゼロイチの仕事を任せてもらいたいと考えて、小規模のベンチャー企業を選びました。でも、どんどん任される仕事や責任に圧倒され、自信を無くして萎縮し、期待に応えられない自分が苦しくなって、内定者インターン中に退社。就活をやり直すことにしたんです。
そうして、大学卒業も間近に迫り、途方に暮れていた私にチャンスをくれたのが、マネーフォワードでした。成長したい想いは消えていない、でも、ひとりで成長できるほど強くないと痛感した。だから、チャレンジに伴走してくれる仲間がいて、挫折した時ももう一度立ち上がって頑張ろうと思える場所がいい。そんな私の想いに「一緒に頑張ろう」と言ってくれたことが、入社の決め手になりました。

北極星が見つからなくても、まずは120%で走り続けた2年間
入社してからは、フィールドセールスで新規顧客開拓を担当しています。もっと社会人として強くなりたくて、ユーザーや仲間の期待に応えたくて、走り続けていたら、2022年度下半期には事業部MVPといううれしい成果を出すこともできました。今は、若手メンバーで構成されるチームのリーダーも任されています。
セールスだけでなく、社内イベントの運営や新卒採用にも取り組んでいると、「なんでそんなに頑張れるの?」と聞かれることもあります。それはきっと、まだ私が自分の北極星を見つけられていないから。「人生をかけてやりたいこと」が見つかっている人はすごく強いけど、私の場合は、まだ見つけていないからこそ目の前のことを120%やりきる、そうやって力をつけて人生を選択肢を増やすことが、今の最善の道だと考えているんです。
もうひとつ、私の大事な原動力になっているのは、チームへの貢献です。私が一番力を発揮できるのは、一緒に働いている人たちが輝いている時。セールスをやっていると結果に波が出ることもありますし、葛藤が生まれることもあります。新しいことにもチャレンジしながら、やりがいを持って成長できる状態を作りたい。そのためにも、私自身が力をつけて、周りを励ましたり、引っ張ったりできる存在になりたいと思っています。

今も理想とのギャップは苦しい。でも前に進み続ける
ここから入社3年目は、私にとってもチャレンジングな年になります。
チーム全員で予算を達成した過去1年間を受けて、今期はさらに高い目標達成を目指して、リーダーとしてみんなを引っ張っていかないといけません。そのためには、「とにかく走って結果的に成長する」というフェーズから脱して、自分なりに仮説を立ててやろうと決めたことをやり抜くことが大事になってきます。
自分の目指すリーダー像と今の私には、まだまだギャップがあります。
チームの目的を再定義したり、チームのみんなが日々やりがいを感じるにはどうしたらいいのか、もっとリーダーシップを発揮するにはどうしたらいいのか。理想との距離を埋めるために何をすればいいのかもがいて、悩んでいるという点では、入社前に挫折したあの頃と少し似ているかもしれません。
違うのは、周りに頼れる人たちがいること。近くにいるリーダーの先輩や、色々な会社でマネジメントを経験してきた人たちの力を借りて、萎縮することなく、少しずつだけど前進することができています。
北極星はまだ探している途中、自分の強みもまだまだ模索しているところです。でも、目の前で求められている期待と成長に真摯に向き合い、考えながら乗り越えていくことが、自分のこれからのキャリアに繋がっていくんだと信じています。

取材・文/苞山美香(マネーフォワード採用広報)
写真/藤原慶